英文学生の日常

業務日誌.tomo

業務で感じたことをひたすら綴る

2020-4-19

学習時間は6時間。

今回は勉強とは関係ないことを書きとめる。

先日このTedtalkを見た。

https://www.ted.com/talks/emilie_wapnick_why_some_of_us_don_t_have_one_true_calling/transcript#t-109121

マルチ・ポテンシャライトという、いわゆる熱しやすく冷めやすい「器用貧乏」な性格に悩む人に関するtalkだ。

僕は昔から色々なことに挑戦してきた。カードゲーム、オセロ、将棋、迷路作り、進研ゼミ、バスケ、ラグビー…どれも興味を持ったらすぐに飛び込んで寝食を惜しむほど熱中した。しかしどれも今まで継続して続けられているものはなく、良くても趣味程度である。

僕は色々なことに興味を持ち、すぐにのめり込んでしまう質である。しかしある「ポイント」を境に気がつけばすっかり興味を失って、新しい「おもちゃ」を探している。そんなことを続けていくうちに僕は何一つ自分の「強み」と言えるような、ある種専門性と言えるものを持っていないことに気づいた。今自分にあるものはどれも中途半端なスキルや経験ばかりで、何一つこれなら他人には負けないと言えるものを持ち合わせていない。こんなことをしていてはいけない。何かひとつのことに自分を捧げて「強み」を身につけなければ…でもそれって何だろう。今興味があることを取組んでもいずれ必ず飽きてしまう。一つのことに全身全霊をかけられない自分がとても嫌いになった。

 

そんな不安が頂点に達した日、「やりたいことが多すぎて辛い」とGoogleに相談した。するととある記事でこのTedtalkを見つけた。ざっくり説明するとマルチ・ポテンシャライトと言って僕のように色々なことに興味をもって取り組むけどある「ポイント」で飽きてしまう人について語られた。

スピーカーによると、私はそういう人だしそれによって辛い思いをしてきた。けれどそういう人にも良さはある。

①アイディアを統合できる

②迅速な学習能力

③適応力

こういった良さがあると力強く説明してくれた。僕は何度も頷きながら聞いていた。そして何だか救われた気がした。「あぁ、こういう辛い思いをしてるのは僕だけじゃなかったんだ」「こんな性格でもいいんだ」「こんな僕にも良いところとか強みってあるんだな」そう思えただけでとても心が楽になった。

僕はマルチ・ポテンシャライトだ。熱しやすく冷めやすい器用貧乏だ。今楽しんでいることは直接将来のキャリアに繋がる保証なんてどこにもない。今この学びがお金になるなんて思ってない。どんなに今好きなことでも多分しばらくしたら飽きてしまうだろうことも分かっている。

でも、それでいいんだ。それが僕という人だから。スペシャリストじゃなくていい。ジェネラリストでもなくていい。僕は僕であって、他の誰でもない。何処の馬の骨かも分からないものさしで自分と他人を比べて疲弊するのはもう飽きた。僕は僕の生きたいように生きる。自分の人生は、自分だけのおもちゃなのだから。